こんな人にオススメ!
- 『思考の整理学』を読みたいけど、なかなか手を出せない人
- 『思考の整理学』の要点を、手っ取り早くおさせたい人
- 脳内を整理するための根本的なヒントを得たい人
東大・京大で一番売れた本!
2017年の「東大生協文庫売上1位」となった名著。
初版は1983年ですが、ロングセラーとなり
2019年時点で累計250万部を突破しています。
いくつか、重要と思う論点を抜き出してまとめてみました。
「グライダー」と「飛行機」
本のなかでは、
言われたことしかできない受け身な姿勢の人を「グライダー」
自分で物事を考える能動的な人を「飛行機」
にたとえて、両者を兼ね備えた人材になる方法を説いています。
この本では、グライダー兼飛行機のような人間となるには、どういうことを心掛ければよいかを考えたい。
外山滋比古『思考の整理学』1986,筑摩書房,p15より
「発酵」の威力
自分の頭のなかの考えを寝かせる(=発酵)
なかで時間が経つにつれて脳内が整理され
ていきます。
寝かしていたことがある出来事をきっかけに
まるで「触媒」が作用したかのように華開く場合もあるのです。
触媒(タップして意味を確認!)
ある物質の反応に入れることで、それ自体は反応を起こさないものの、化学反応を促進する物質。化学反応を起こすきっかけを作り出す。
「忘却」の必要性
不要になったものを一度忘れ去ることで
整理を行えることもあります。
人間は物忘れをするかわりに、80余年と長寿です。対して犬は忘れることがないですが、寿命は10年程度。
なにかと覚えることに必死な現代人ですが
忘却も時には必要かもしれませんね。
さあ、思考を整理してみよう
みなさんもぜひ、『思考の整理学』を手に取ってみてください。
About Me
某大学の文学部 歴史学科を卒業
社会人2年目のサラリーマン
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